僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと

諸行無常、日々ふと思ったこと、後世に残しておきたいことを不定期に綴ります。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ココロをととのえる

人間、ココロほど不安定なものはない。 一喜一憂、それもしかたない。 でも、一喜一喜のほうがきっと人生楽しいだろう。 だったら一憂なことにとらわれず、全て一喜でいこうじゃないか。 では、どうしたらいいか? 簡単だ。 まだ起きてもいないことを不安に…

成功本を読みまくることほど野暮なことはない

成功者の本は売れる。 そりゃそうだ、と誰もが思うだろう。 しかし、成功者の本を読んで成功した人ってどれだけいるのか? 僕の知る限り、ほぼいない(笑) これまで僕もたくさんの成功本を読んできた。 ある時、ふと気付いた。 これ、成功本の中身の90%…

固定観念を捨てる

規則正しい生活は素晴らしい。 しかし、全てを自然のままに任せて過ごす生活のほうが、人間本来の生き方なのかもしれない。 ここ数ヶ月、規則正しい生活を捨て、本能で生きてみようと思い、実際にやってみた。お腹が空いたら食べ、風呂に入りたくなったら入…

神様の教え

これは、僕のメモです。 しかし、あまりに素晴らしいメモだったので(笑)、ここに書きました。 ・あなたの信じることは、何もかも全て、現実となる。 ・現実とは、あなたを映し出す鏡である。 ・感情が溢れ出るような出来事は、あなたの固定観念に気付くチャ…

慢心を戒める

慢心には四つのタイプがある。ひろさちやさんの著書「がんばらない、がんばらない」にわかりやすく書かれていたので抜粋し、自分なりに少しアレンジも入れて引用する。1.「慢」自分より劣った者に対して、あいつより俺のほうが優れていると思い、自分と同等…

人生は思った通りになる!

誰かが言っていた「人生は思った通りになる」と・・・ 「おいおい、そんなことあるものか!」最初は全く信じることができなかった。 でも今は違う。 本当に思った通りになるんだ!ということがはっきりとわかった。 感嘆符を二つ付けて、もう一度言おう「人…

役に立つ知恵、役に立たない知識

人間の体に半世紀も宿っていると、人間が生きるために、何が役に立つもので、何が役に立たないものかが見えてくる。 例えば、経験と知識。 学生時代、勉強をサボった「経験」は、今でも役に立っているが、教科書で覚えた「知識」は、ほとんど役に立っていな…

賛成か、反対か

憲法改正に、賛成か、反対か周辺事態法改正に、賛成か、反対か米軍辺野古移設に、賛成か、反対か特別秘密保護法に、賛成か、反対か消費税増税に、賛成か、反対か原発再稼働に、賛成か、反対かTPP参加に、賛成か、反対か年金法改正に、賛成か、反対か中学校給…

宇宙のスケールに思う

今から約7万年前、太陽系からおよそ8兆キロの距離を1つの恒星が通過した・・・という話。 7万年前・・・・・つまり、25,550,000日前 8兆キロ=約0.8光年、いわゆる光の速度で約7ヶ月弱かかる距離が、史上最大の危機的な「接近」だったらしい。 今後…

慈悲心を育てる

初期仏教というものがある。 自分もまだまだ勉強の途中だが、人生において仏教の勉強とは一生続くものである。 初期仏教を教えるホームページにアンダーラインを引きたいメッセージがあったので、以下に引用しておこう。 *****************…

他人からの迷惑に耐え忍ぶこと

「人様に迷惑をかけてはいけません」 この台詞はこれまで幾度となく耳にしてきた。言っていることは全くその通り、何一つ反論の余地はない。・・・ように見える。 果たして本当にそうだろうか? 「迷惑をかけてはいけない」と強く思っている人ほど、「他人か…

人はどこまで人を赦せるのか

赦す・・・という言葉がある 昭和天皇が崩御された時に「恩赦」が実行されたことを記憶している人も少なくないと思う。 26年前、まだ血の気が多かった僕には、犯罪者を赦すという制度がなかなか理解出来なかったことを覚えている。 あれから様々な経験を重ね…

キリスト教徒の義勇兵

ロイターの記事を読んだ。 IS戦線に立つキリスト教徒の若き義勇兵の話が美談として語られていた。過激派組織が悪、欧米諸国が正義という視点で書かれた記事だ。 僕は少し違和感を感じた。 IS軍と戦う兵士は、残虐な行為を繰り返すIS軍の兵士と同じ、どちらも…

がんばらず、最善を尽くそう

ぼくらは今までずいぶんとがんばってきたようだ・・・ ここらでそろそろがんばるのをやめようじゃないか・・・ 僕は数年前まで普通の会社で普通の会社員として働いていた。 その頃は当たり前のように、みんな成績を上げよう、役職を上げよう、給料を上げよう…

因果に応報はあるのか

因果応報という言葉がある。 良い行ないをすれば、良い結果が生まれ、 悪い行ないをすれば、悪い結果が生まれる。 なるほど、これは誰が聞いてもわかりやすい・・・と昔は疑わなかったが、永く生きていると、次第に「これって本当なのか?」という出来事に出…

八万八千の法門

「あの人の意見は間違っている」・・・時折耳にする言葉だ。 その時、僕は「この言葉を発している人」から見た「あの人」と、僕が直接見た「あの人」を想像する。するとそこには「同意」が生じたり、多かれ少なかれ「違い」が生じたりする。もっと進むと「あ…

オートバイと南無阿弥陀仏

オートバイとは十代半ばに出会った。それからずっと僕の傍らにはオートバイがいる。 ただ我武者羅に走る時代を過ごし、社会に出て、大人という生き物になることとのギャップに戸惑い、オートバイに乗ることで、もう一人の本当の自分に会い、そしてまた大人の…

馬鹿なかしこ

僕が「ひろさちや」さんの名前を知ったのは24歳の時だ。 当時会社員だった僕は、ある取引先に行く度、その会社の壁に貼ってある一枚の新聞の切り抜きを繰り返し読み返していた。 以下にその内容を書き写してみた。 ****************************************…

戦争を知らない世代に生まれて

僕は戦争を知らない世代として日本に生まれてきた。 小学校の社会科の時間、祖父母などへ戦争の話を聞いてくるという宿題を持ち寄り、それを班毎に模造紙にまとめて発表するという授業があった。 模造紙は戦前、戦中、戦後と年代毎にまとめられ、ちょっとし…

右も左も・・・

SNSは所謂フォローし合った友達の投稿が流れてきて、それを読んで、いいね〜と思うことには「いいね」というボタンを押す。今では世界的にも共通するSNSのツール&ルールでもある。そんなSNSで最近思うことは、友達の中の右寄りな人と左寄りな人の意見、特に…

十界に思う

一、如来二、菩薩三、縁覚四、声聞五、天上六、人間七、修羅八、畜生九、餓鬼十、地獄天台宗の仏祖統紀にある十界をあらためて眺めてみた。善玉界が一から四、悪玉界が五から十と言われているが、私達は一般的に六の人間界に生きている・・・というのは誤解…

怒らないこと

スリランカ上座仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラさんの法話集「怒らないこと」という本を読んだ。 人々が怒らなくなれば、世の争い事はなくなるのに・・・・。 若い頃は自分もよく怒っていた。子供の頃は学校や家庭への反抗、社会人になっても会社や…

生きる喜び ~巡礼の旅~ より (後編)

生きる喜び ~巡礼の旅~ より (前編) - 僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと 四国お遍路の旅は、徳島の「発心の道場」に始まり、高知の「修行の道場」、愛媛の「菩提の道場」、そして、香川の「涅槃の道場」という道を辿る。八十八霊場で三回ずつお経を…

生きる喜び ~巡礼の旅~ より (前編)

以前行った四国八十八箇所お遍路の旅で、巡礼中にいただいた冊子の中に書いてあった言葉を綴ってみた。同行二人、ひたすら1,300km、延々と続く土佐の海岸を歩き、険しく反り立つ四国の山々を越え、雨、風の中、ただ念仏を唱え、無心に歩き続けた三十七日間。…

いろはにほへど ちりぬるを♪

諸行無常 是生滅法 消滅滅已 寂滅為楽 (涅槃経より) 色は匂へど 散りぬるを... 我が世誰ぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず (いろは歌) この二つは、同じ意味合いの事を言っている。以下、訳文(自己流)。 「香り豊かに美しく咲いてい…

目には目薬を、歯には歯磨きを・・・

イスラム教やユダヤ教の旧約聖書にある「目には目を、歯には歯を…」云々の部分には、元々「自分が受けた痛み以上の報復はするな」との教えがあると本で読んだことがある。良い意味で、報復合戦はするなという、それはそれで素晴らしいと思う。 日本の仏教に…

理想と現実

著書「ひろさちやのほどほど人生論」より 著者の本には度々出てくる話ではあるが、最近の情勢から深く考えさせられることがあり、あらためてテキストで残しておこうと思う。 以下、抜粋 ... 『理想と現実』を考えるときに、もし理想が現実と違っているならば…