僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと

諸行無常、日々ふと思ったこと、後世に残しておきたいことを不定期に綴ります。

100kmを走るということ

先日、某24時間テレビという番組で、ロックミュージシャンのDAIGO氏が100kmマラソンを走っていた。

番組自体はきちんと観たことはないのだが、毎年、誰かがこの100kmマラソンにチャレンジしていることは知っている。

以前にチャレンジされた人などは途中で車を使ったとか、そんな話題も耳にするが、きっと本人が走ったと言えば走ったのだろうし、もしかしたらやむを得ぬ理由で何キロか乗ったかもしれない。

しかし、そんなことはどうでもいい。

100kmを走ることはもちろん、90kmでも、80kmでもいい、そこにチャレンジしたという、もはやDAIGO氏の存在そのものが偉大且つ尊敬に値する。そう、チャレンジしたそのこと自体が凄いことだ。

自身もかつて東京から小田原まで、93kmを通しで歩いたことがある。

その経験があるからこそ、DAIGO氏のチャレンジの凄さがわかるのだ。やったことのない人ほど、他人のアラを探して騒ぎ立てるものだ。

やったことのある人には、やったことのない人が、決して見ることのできない景色が見えている。だから語らずも深いところで共感もできる。

同じように、例えば四国遍路を歩いたことがないのに、本やネットだけの知識を借りて、まるで行ったことがあるかのように語る人がいるが、毎日35kmを37日間歩き続けなければ見えない世界があることにまるで気付いていない。

今回、24時間100kmマラソンにチャレンジしたDAIGO氏に、心から拍手を贈りたい。