僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと

諸行無常、日々ふと思ったこと、後世に残しておきたいことを不定期に綴ります。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼったくり行為に思う

人生、数十年も生きていると、様々な出来事に遭う。兎角、お酒の絡んだ都会の繁華街には、人間の欲望に満ちた罠が待ち伏せている。その代表的なものとして昔ながらの商法が、ぼったくりである。スナック、キャバクラなどの所謂風俗店の他に、最近では居酒屋…

世論と報道

普段から殆どテレビは観ないのだが、昨夜、某日の報道ステーションという番組内で起きたある一件がYouTubeで話題となっていたので、その動画を観てみた。なるほど。元官僚K氏の言う番組降板に至るプロセスが真実であるとしたら、彼の主張は最もだと思う。I a…

世代が世代を作ってきた

今の若い人達をゆとり世代などと呼び、どうこう言う大人達がいるが、その大人達はかつてバブル世代とか、新人類世代などと呼ばれ、その世代が今のゆとり世代を作ったのではないか。その間にも世相を表した様々な世代があるが、極端にざっくり言うとそういう…

ひとりの時間

ひとりの時間を持つこと。集団の中にいると、人間の脳は外向的となり、とりわけ自分を見失い勝ちになる。ひとりでいると、自然と内向的になり、自分との会話が増え、自分が見えてくる。内向的な状態を保ったまま、集団に入ると、余計なものに流されない、常…

科学技術

誰もが片手にスマホという高性能コンピュータ装置を持てる時代になった。ガラケーからスマホへの移り変わりは、従来の固定電話の概念どころか、まだ歴史の浅い携帯電話の概念さえも、あっという間に超えてしまった。果たしてこの発明品はどこまで進化するの…

はじめ人間ギャートルズ

何の汚れもなく、純真無垢で素直な言葉や歌声は心に響くものである。例えるなら、赤ちゃんの泣き声や笑い声のように・・・。人間は大人になるにつれ、見るもの、聞くものから、やがて心に色が付き、純真無垢から遠ざかってゆく。良く言えば成長だが、仏教的…

「責任」とは

「責任」と聞くと、皆そこから逃れたいと思うのが人間だと思う。しかし、人間には自身に起きること全てに、少なからず自己の責任が存在している。「誰かがああしたから、自分がこうなった」のではない。その場に存在していること自体を辿り巡ると、どこかに…

仁義を切るということ

仁義を切るということの大切さを改めて考えてみる。仁義とは、儒教で最も重んじられている根本理念である。仁とは、広く他人を思いやり、慈しみの心を持つこと。義とは、その振る舞いが、道徳や倫理に適っていること。総じて、人としての根本行動として、内…

仏教と哲学と宗教

仏教は宗教か?いや、僕は哲学だと思っている。宗教には一般的には「◯◯宗」や「◯◯教」などの区別があり、様々な宗派や教典があり、布教や布施などの活動をし、信者や檀家がいる。その中には、開祖された当時の信念や作法などを実直に現代まで受け継いでいる…

政治家も芸術家も同じだ

曲を作ったり、演奏したり、歌ったり、芝居をしたり、絵を描いたり、写真を撮ったり、踊ったり・・・ 興味もあって、たくさんの芸術家の方々を観る機会に触れることが多い。一方で、市民の生活や安全を考えたり、地域の活性化や国家繁栄の道筋を示したり、政…

勝鬘経(しょうまんきょう)

1.戒を犯しません。2.目上の人を侮りません。3.あらゆる人に怒りの心を起こしません。4.他の人の持ち物に妬み心を起こしません。5.心の上にも、物の上にも、物惜みする心を起こしません。6.自分のために財物を蓄えず、受けたものは貧しい人々に与えて幸せに…

なぜ生きのこったのか考えなさい

不安な心とはどこにあるのか

達磨大師(528年滅)と弟子慧可とのやりとり。弟子「大師さま、私はいくら修行を重ねても一向に心が落ち着きません。どうか私のこの不安を落ち着かせてください。」大師「そうか、よし。ならば、不安な心をここに出してみなさい。そうすれば落ち着かせてあげよ…

宗派に拘らないこと

神道や仏道に触れる機会が増え、その度、様々に考えを巡らしてみるのだが、仏教の宗派について考えてみた。いわゆる檀家として近くの寺に納骨いただいているが、そこは代々家系に継がれてきた宗派の寺を選んでいる側面があり、家として決まっていた宗派は家…

地方議会選挙を前に思うこと

ここ数年、地方議員の不祥事などがクローズアップされ、政治とカネの問題などが常態化?している国会への不信に続き、地方議会への不信感も広がっているように見える。ただ、それは僕の中では、マスコミが取り上げたニュースから流れる断片的な参考情報とし…

人生の年輪に思う

アングッタラ・ニカーヤ・・・って誰?よくわからないけど、深い言葉を残してるので、書き留めておきたい。・利益への欲求と、生命への欲求は断ちがたい・恩を施す人と、恩を感じて恩を知る人は世の中で得がたい・得るに従って蓄える人と、得るに従って浪費…

魚の買い方より、魚の捕り方

魚が食べたくなったら、魚屋さんやスーパーマーケットへ行ってお金を払えば誰でも簡単に手に入れることができるし、料理が出来なくても惣菜はあるし、定食屋やレストランに行けば作ってくれる。便利な世の中になったものだ。しかし、魚屋さんやスーパー、定…

彼岸に得るも失うもない

此岸とはこの世、彼岸とはあの世。この二つは三途の川を挟んでいるが、分子構造の集まった固体物質があるかないかの違いだけで、根本的な構造は同じ世界と考えられている。いわゆる宇宙世界である。よく人間は、有り余る富を手にしても、死んだらあの世には…

自所属

自所属。無所属とは違う。無所属とは、属する所が無い、とも読める。なんとなく弱いオーラを感じる。では、自所属とは、どこに属するのか?そう、自分に属するのである。群れない、媚びない、流されない。しっかりと、自分に所属する。統一地方選も近い。も…

あなたは私、私はあなた

あれから4年も経つのに、避難者はいまだ23万人。これは、神奈川県茅ヶ崎市の人口に匹敵するらしい。なぜ、こんなにも復興が遅いのかな。福一の廃炉、汚染地域の除染にかかる作業に膨大な時間と費用が必要なのだろうが、先だって中東支援25億ドルを拠出する前…

道元、最期の教えを学ぶ

道元禅師、1253年8月28日、54歳にして入滅。法然、空海に並ぶ偉大なる日本仏教の祖、師の入滅前に説いた最後の説法を覚えておこう。「八大人覚(はちだいにんかく)」1.少欲(しょうよく)2.知足(ちそく)3.楽寂静(らくじゃくじょう)4.勤精進(ごんしょうじん)5.不…

人間は元来迷惑な生き物である

僕ら日本人は子供の頃から、人様に迷惑をかけないよう育てられてきたと思う。おかげ様で、世界からも賞賛される、他に類を見ない高度な秩序に保たれた素晴らしい社会が生まれたことを、日本人として誇りに感じている。ただ、善も行き過ぎると苦善となるよう…

自分の内側を深く見つめること

一休さんの歌「夜もすがら、仏の道をたずぬれば、わが心にぞ、たずね入りぬる」夜を徹してまでも仏の光明を探し尋ねてまわってみたが、結局それは自分の中にあったという歌。人の五感はふだんから自分の外からの影響を受けているので、他人のことが気になっ…

いつも清潔でいることの大切さ

即身成仏。空海は、人間の身体は仏様からの預りものであり、人間の身体そのものが仏である…と言った。その預かった身体を大切にすることが、人間の生きる根本にある。身も心も清らかに生きる。理想的な生き方だ。地球全体に溢れる煩悩引力の中で清らかに生き…

地球人は宇宙の不良少年

宇宙の誕生は、138億年前 地球の誕生は、46億年前 原生人類の誕生は、アウストラロピテクスあたりで、400万年前 現生人類の誕生は、ホモサピエンスが、20万年前 やがて人類は文明を起こし、西暦を唱え、2000年を数えた。 木を切り、鉱石を掘り、石油を燃やし…

思考は現実化する、だから不安も現実化する

ずいぶん前に「思考は現実化する」という本を読んだ。 ベストセラーなので、多くの人が手にとって読んだことだろう。 そういえば、禅や瞑想、心理学や宇宙論なども、表現は違えど、とても広い分野に渡って実に似通ったことを言っていることに気付く。 とある…