僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと

諸行無常、日々ふと思ったこと、後世に残しておきたいことを不定期に綴ります。

慈悲心を育てる

初期仏教というものがある。

自分もまだまだ勉強の途中だが、人生において仏教の勉強とは一生続くものである。

 

初期仏教を教えるホームページにアンダーラインを引きたいメッセージがあったので、以下に引用しておこう。

 

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実生活の中で慈悲心を育てるには・・・(途中省略)・・・「私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように、私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように」ということも念じます。これは、実生活の中でも、できるだけ実践してみるといいのです。たとえば、こちらは何もしていないのになぜか意地悪をする人がいたとします。そういうことをする人に対して腹を立てて憎むのではなく、「この人の悩み苦しみがなくなりますように、この人も幸せでありますように」と念じて、できれば助けてあげるのです。嫌な人に対して慈悲の心を育てると、強い慈悲心が生まれるのです。また、その時は見返りを期待する気持ちはないのだから、純粋な慈悲を育てることができます。それは嫌な人の仲間になるということではありません。自分を攻撃する人に対して怒らず、逆に心配してあげるような、優しい心を育てることなのです。「無知な愚か者に対して攻撃するほど愚かな者はいない」という釈尊の言葉があります。「怒る人に対して怒る人は、より悪い」そういう考え方でなければ、この世の中は幸福になりません。相手は愚か者だから攻撃するのです。自分が幸せになりたいのに、正しい方法がわからないのです。だから、憎むのではなく、心配してあげるのです。