僕が死ぬまでに書き残しておきたいこと

諸行無常、日々ふと思ったこと、後世に残しておきたいことを不定期に綴ります。

政党支持率から見た安保法案採決に感じること

ここ数ヶ月の安保法案に関するゴタゴタを見ていて、どうも民主党には違和感を覚えて仕方がない。民主党政権当時は森本防衛大臣と共に日本の安全保障の問題点を認識し、集団的自衛権容認の立場に立っていたはずだ。それが今や共産党と肩を並べて国会前のデモ…

現場

機関銃を積んだ某国の船が自国の領海内に押し入り威嚇してくる海上で漁を営む現場。出航する漁船を漁港に立って見送りながら、船員や船員の家族の気持ちを想像したことがありますか?軍事基地もない遠く離れた南の島で赤珊瑚を堂々と密漁する大船団に怯えな…

「シールズ」と「ママの会」に思う

BSフジのプライムニュースに「シールズ」と「ママの会」が出演し、自民党(武見さん)と議論を交わした。正直、デモ活動のイメージしかなかった彼ら(彼女ら)のことが少し理解できた気がする。印象としては、やや勉強不足の一面も感じられたが、ただ与党に反対…

100kmを走るということ

先日、某24時間テレビという番組で、ロックミュージシャンのDAIGO氏が100kmマラソンを走っていた。番組自体はきちんと観たことはないのだが、毎年、誰かがこの100kmマラソンにチャレンジしていることは知っている。以前にチャレンジされた人などは途中で車を…

楽な道と茨の道

大峯千日回峰行という修行がある。いわゆる千日修行。1300年の歴史で、未だ2人しか成し遂げていないという、我々の想像を遥かに超える修行だ。以前、四国八十八霊場1300kmを37日間で通し打ちしたことがあるが、千日修行は48000kmの山道を1000日間、しかもお…

自殺ってなんだろう

最近、身近で未遂のようなことがあった。とても胸の痛む出来事だったが、ただ、馬鹿な事はやめろ、と言うだけ野暮な気がして、この胸の痛みは何なのか?思慮を重ねて考えてみた。無論、答えなんてないと、わかっちゃいるが。まだ20代だという。自身の20代を…

右も左も

ここ数年の傾向として感じているのが、国民の考え方が右寄りと左寄りに大きく分かれつつあるということである。しかも、今は広く自由に意見を発信できるネット環境が整っているため、老若男女あらゆる立場の人が自分の考えを発信している。それも一昔前、新…

全てうまくいく方法

目の前に現れることは100%全て自分が作り出したものだと聞いた。親や先生や、学校や会社が作り出したものではなく、生まれた瞬間から一人一人が100%全て自分で作り出してきた世界にいるのだと。だから、不満や不安も全て自分が作り出している。他人や社会に…

全ての答えは自分の中にあるということ

悩み多き時代なのかなとも思う。カウンセラーやアドバイザー、セラピストなど、人の悩みを聴き、助言したり、導いたり、或いは心の病を治療されることを生業とする肩書きの方がとても多くなったように感じている。同時に整体院やマッサージ店なども街中に増…

SNSの功績と罪過

2015年、よくよく考えてみたら、もはやSNSが当たり前の世の中になっている。電話番号を知らずともIDで簡単に交流でき、テキストに限らず、画像やファイル、音声や動画での交信まで手軽にできるようになるとは、かつて鉄腕アトムを観てワクワクしていた世界が…

愛おしき人類の営み

電車の窓から流れる景色や街並みを眺めていると、いつも思うことがある。飛行機から見下ろす街や、山の上から見渡す景色の中でもそう、地球上のありとあらゆる場所に、人類の営みを見ることができる。新幹線でどこまで走っても、必ずどこかに家や学校や、店…

ご縁の不思議

考えれば考えるほど、ご縁というものは不思議だ。今日のご縁は、昨日のご縁の続きで、昨日のご縁は一昨日のご縁の続き。それが途切れることなくずっと続き、とある一日のご縁がなければ、間違いなく今この日のご縁はない。とある一日によって、まるで違うご…

情熱のチカラ

その時、感じたことを、その時に書き留めておけるように、いつもこのブログは掌の中で開いている。五感を通じて、外から入ってくるものを、どこで受け止めて、どこで処理しているのか、考えている。見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る。特に見ると聞く二つの感…

今は、今しかない、一瞬のもの

きっと、今と、今の一瞬前は違うもの今と、今の一瞬先も、今とは全く違うもの千年前の一瞬も、千年先の一瞬も今とは全く違うものつまり、一瞬前と、千年前の一瞬は今とは違うという、同じもの一瞬先と、千年先の一瞬は今とは違うという、同じものすなわち、…

僕の人生、予定は未定

もし80まで生きたとしたら、あれはああなって、これはこうなって、その時必ず困るから、これはこうしておきましょう。確かに。よくできている。生命保険会社のお姉さんがタブレットを斜めにかざし一生懸命に説明してくれる。そう、30年前に初めて保険に入っ…

ただ一心であること

宇宙の果てに思いを寄せて、ただ一心に星を追う深海の謎に引き込まれて、ただ一心に深い海へ挑む高い山々に魅せられて、ただ一心に頂上を目指す小さな微生物に気付いて、ただ一心に顕微鏡を覗くスピードの先へ行きたくて、ただ一心にクルマを操る楽器の波動…

大阪都構想投票結果に思う、若年弱者高齢強者社会

全体で僅か0.8ポイント差という結果によって、大阪都構想は大阪市民の民意としてNOと結論付けられた。まあ、これは選挙でも住民投票でも、また議会においても、誰もが理解しているであろう民主主義の多数決という現象の一つだ。だが、しかし、本当にこれで良…

大先輩から学ぶこと、後輩から学ぶこと

一般に先輩のことは大先輩と呼ぶことがあるが、後輩のことを大後輩とは呼ばない。人生もグッと後半に入り込み、ふと顔をあげてみると、前を行く大先輩たちの姿はまばらになり、むしろ第一線で活躍するリーダー達は、自分より若い人のほうが多くなってきた。…

命は完全なる姿である

人間には元々、生もなければ、死さえもない。いや、人間だけではない、宇宙に存在する全ての命には、生も死も何もない。命というものは誰にも完全なる姿で今ここに存在している。地球上の命であれば、それは息をすること自体が既に完全な姿なのである。総理…

先人たちの言葉

半世紀も生きてくると、なんとなく人生ひと通りやった感はある。若かりし頃から耳にしてきた先人たちの言葉に、時には納得し、時には反発してきた。今はそれを自分の言葉にして、当時の自分に伝えてあげたい。先人たちの言葉の多くは、人生の教訓となり、指…

生きる理由

そんなものはない。もがき苦しみ、悩み傷つき、打ちのめされて、這いつくばって、その度に何度も生きる理由を見つけようと、旅を続けてわかったこと。生きることに、理由など存在しない。ここに命があるから生きる、ただそれだけ。誰もが同じく、己の命を生…

直感で生きる

目標を決めて、実施項目を決めて、期限を決めて、実行に移す。サラリーマン時代、さんざんやってきた一つの手法だ。もちろん、これは理論的に確立された仕事のやり方の王道として疑う余地もない。しかし、人間には慣れと甘え、そして、少々の悪知恵も内在す…

記憶のトンネル

幼い頃、それは就学前の頃の記憶だ。ときどき離れたところから自分の姿を見ていた記憶がある。それは自分のカラダから自分が抜け出てしまったような状態だ。それは必ず風邪で熱に魘されているときに起きた。 ぐるぐると瞼の奥に渦巻きが現れて、そこに吸い込…

地球の寿命

地球の寿命はあとどのくらいなのか。学者によると太陽の寿命はあと50億年程度と言われている。しかし宇宙のスケールで見る50億年はほんの一瞬の出来事だ。太陽と共に生きて、あと50億年。長いのか短いのか。ちなみに地球の年齢は45億4千万歳。おそらく太陽の…

学びの本質

学校で学んだことなど、高々、海に落とした数滴の水のようなものだ。人生はおそらく、いや、間違いなく生涯が学びである。どれだけ学ぼうとも、全てを知ることなど到底できるはずもない。日常の中から素直に感じたものを、自分らしさとして得ることが学びの…

あれこれ考えずとも

もう人生も半世紀を過ぎると、大抵の物事の良し悪しはわかろうというものだ。若い時、もしくは感受性が豊かになっている時期に何かに深く没頭し、その人なりに何かを掴んだことが一つでもあれば、それは物事の本質を見極める源泉となっているはずである。そ…

亡くなった自分のおじいちゃんのことで誰かに文句言われたら・・・

タイトルがずいぶん長くなってしまいましたが、仮にあなたの祖父が、とうの昔に亡くなっていて、あなたが物心がついた頃に、となり町の知らない人から、昔私のおじいちゃんはあなたのおじいちゃんに酷い目にあったんです、だからあなたは私に土下座して謝っ…

歴史認識の限界点

歴史を正しく認識したい。教科書で教わった歴史の常識と、それから数十年を得て知ったこととのギャップを事あるごとに感じている。大人になって、今まで知らなかった事がありすぎて、たくさんの本を読んだり、現地へ行ってみたりもした。しかし、調べれは調…

政治家も仕事人も

少しだけ選挙に関係する仕事をさせていただき、今更ながらあらためて思う。大きな政党で活動している方と、無所属で活動されている方の大きな違い。それは、同じ内容の仕事でも提示される予算の大きさ。業者側も大きな予算が動く仕事は優遇されていたり、元…

人間は生きている間に何を知るのか

人間は、生まれた瞬間から、様々な事を知りながら生きる。おそらく、人間の一生で知り得ることなど、世の全てからすれば、海に一滴の水ほどのものに過ぎない。より多くを知っていたところで、せいぜい百滴。一滴と百滴は大きな違いだが、海からすれば、一滴…